ターミネーター: 新起動/ジェニシス 感想 (ネタバレあり)
どうも、夏真っ盛りですね。
三連休最終日の昨日、映画館に行って
「ターミネーター: 新起動/ジェニシス」を見てきました。
この記事はそれの感想になりますので、ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。
。
。
。
。
。
。
。
ここから感想。
見た感想としては、「1つの映画としては文句なし。でもやっぱりターミネーター1、2は超えられない。けど、続いてほしい。」というものでした。
シナリオとしてはリブートになるので、1,2での流れとはまったく異なる流れになっていて、具体的には...
・カイルが来る以前にT-800(シュワちゃん)が来てサラ・コナーに会い、殺すのではなく
戦士としての訓練を行っている。
・審判の日が起きるのが1997年でなく、2017年。
・ただターミネーターがサラを殺すのを止めるだけでなく、2017年に行って審判の日を
止めようとする。
・そしてジョン・コナーがターミネーターに。
...などなど。
もう全然違うことに。まさしく「リブート」というわけですね。
1つの映画としては文句なし。よく出来ております。
でも、これまでのターミネーターを見て考えると、ちょっとなぁ、と。やはりT3なんてやらないほうがよかったんや...という思いがリフレイン。
でも、今回1つ思うことがあるのは、ジェームズ・キャメロンが宣伝によく出ている、ということです。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジェームズ・キャメロン特別映像 - YouTube
これまでのT3、T4ではあまり出てこなかったキャメロンが何故出てきたのか。お金に困ってるわけないし...ということは、今までのシリーズと異なる何かがあるんじゃないか。
で、これまでのものと決定的に違うのが「ロボットと人間との愛情」がかなりしっかり描かれている、という点でした。
T2でもこの点は描かれていましたが(ジョンとT-800)、他のシリーズではあまりこの点は描かれておりませんでした(特にT3)。
しかし、今回はサラとT-800(ガーディアン)との間にまるで親子のような関係性があることが描かれております。具体的には...
・親無き子となったサラを9才から19歳まで、T-800が育ててきた。
・サラのT-800に対する呼び方が「おじさん」
・1984年から2017年にタイムトラベルしたサラとカイルを23年間待ち続けた。
(しかも敵の本拠地に現場作業員として潜入したり、戦いに備えて大量の武器と弾薬を
人目につきにくい場所に備蓄していたり...)
そして極めつけが、最後の最後のシーンでT-800がカイルを見てサラに行った一言、
「He is good man. (彼は良い男性だ。)」
完全に父親目線での言葉なんです。これは新しい。この点にキャメロンは惹かれたのではないでしょうか。
このシリーズは三部作構成になるそうで。最後には倒されたはずのT-800がT-X使用にアップグレードして復活したりしてましたので、続編はよりはっちゃけた映画になりそうです。
T2の素晴らしさは超えられないけど、また新しいターミネーターシリーズとして面白いものになりそうです。続編を楽しみにしております。
・余談
この日は花火を見たり...
— かうぼーい442 (@kawboy442) 2015年7月20日
丸亀行ってすだちおろしうどん食べたり...
非常に夏を満喫した1日でした。